国際理解教育


2015年11月26日(木)、仙台市立旭丘小学校第6学年の児童を対象に、総合的な学習の時間をいただき、学生10名がゲストティーチャーとして、ストリートチルドレンに関してや、ストリートチルドレン芸術祭の活動について授業形式で啓発活動を行う、大変貴重な場となりました。

ストリートチルドレンの事を知り、海外にはいろいろな生活をしている子どもたちがいることに気づかせること、海外の子どもたちと自分たちとの共通点や相違点に気づかせること、を学習指導のねらいとした学習活動を通じて、旭丘小学校の児童だけではなく、学生自身にとっても、国際社会の平和と安全に寄与するために何ができるのかを考える機会となりました。

実施概要

日時:平成27年11月26日(木)3~4校時

場所:仙台市立旭ヶ丘小学校 視聴覚室

指導者:遊佐教諭

ゲスト:東北福祉大学 学生10名

単元名:「12歳!輝く自分になろう」~自分たちにできることを考えよう~

狙い:○ストリートチルドレンの事を知り,海外にはいろいろな生活をしている子供達がいるということに気付く
   ○海外の子供達と自分達との共通点や相違点に気付く。

準備物:○児童の描いた絵(テーマ:自分の宝物)
    ○ストリートチルドレンが描いた絵
    ○PC、テレビ

学習指導過程

学習活動と主な発問 予想される児童の反応 指導上の留意点
導入 1.本時のめあてを知る
「外国の子どもたちと、自分たちの同じところや違いを考えよう。
2.自己紹介を聞く
・学生の自己紹介を聞く
学生は、学年と名前を紹介する
展開 3.ストリートチルドレンが描いた絵を見て、話し合いをする。【グループ】
(1).絵の題名について考える
・絵を見ながら、班で相談をする
・考えた題名を画用紙に書く
・代表児童が発表する【全体】
・指輪の絵だ
・自転車の絵だ
・絵が分からない
・水と書いてあるから、水かな?
・日本語が書いてある
・10のグループに分け、それぞれ違う絵を渡す
・絵に描かれているものや、言葉をヒントに予想させる。
・画用紙に大きく描くように声がけをする。
・絵をホワイトボードに貼り、描いた絵の説明を加えながら発表する
(2).絵の題名を知る ・意外だ
・なんで?
・やっぱり!
(3).それぞれの絵の題名を見て、テーマを考える。
・ホワイトボードに貼られた絵を見ながら、グループで話し合う。
・考えを画用紙に書く。
・代表児童が発表する。【全体】
・分からない
・大切なもの
・無いと困るもの
・必要なもの
・題名をヒントに考えさせる
・(1)で発表していない児童が発表するよう声がけをする
(4).テーマを知る ・当たった!
・はずれた
・なんで水?
・次の時間に、絵を描いた子どもたちの生活について大学生から教えてもらうということを知らせる。
4.ストリートチルドレンの生活を知る
・学生の話を聞く
・クイズが出たときには、参加する
※ストリートチルドレンについて質問したい子がいたら、質問を受け付ける。
・ストリートチルドレンの事を知っている
・ストリートチルドレンの事を知らない
・自分たちと同じくらいの年齢の人が、こんな暮らしをしているのが信じられない
・ストリートチルドレンやカンボジアについて紹介するときは、児童の興味関心をひくために、クイズ形式で行う
・分かりやすいように、パワーポイントで、写真を見せながら説明をする
・様子が伝わりやすいように、パワーポイントで写真を見せながら説明する
5.カレンダー作りについて知る
・学生の話を聞く。
・クイズが出たときには、参加する
※カレンダー作りについて質問したい子がいたら、質問を受け付ける
・国や質問されたことを熱心に答える
・集中して話を聞く
6.カンボジアスタディツアーでの体験談を聞く
・学生の話を聞く
・クイズが出たときには、参加する
・子どもたちは、どんなものを食べているんですか?
・住んでいるところは?
・お風呂とか入っているんですか?
・様子が伝わりやすいように、学生が実際に訪れた時の動画を見せながら説明する。
7.スタディツアーや話を全部聞いて質問をする
8.自分たちが事前に描いた絵を紹介する【グループ】
・絵の題名や、どのようなことを描いたのかを一人ずつ説明する
・お金・家族・犬(ペット)
・友達・ゲーム
・絵の描き方などの説明ではなく、自分にとっての「宝物」について話をさせる
9.自分たちの絵とストリートチルドレンの子どもたちが描いた絵を比べる【グループ】
・絵に込めた思いや、自分とストリートチルドレンの「宝物」に対する思いの違いや同じ点を考えさせる
・出てきた意見を発表し合う【全体】
・自分たちと同じ
・自分たちでは思いもつかないのが夢だった
・当然、自分たちがもっている物が宝物だった
・絵の上手い、下手でなく、絵に描かれている内容や、「宝物」に対する思いを話し合わせる
・自分たちとの違いや同じ点はどんなところだと思うかを考えさせる
・内容が、脱線しそうなときには、本時のめあてを意識するよう声がけをする
まとめ 10.学んだ事をワークシートにまとめる
・大学生の話を聞いたり,絵について話し合いをしたりした中で,感じたことを,ワークシートにまと める。【個人】
・書いた内容を発表する。(数名)【全体】
・ストリートチルドレンについて知って、思ったことや、海外の子供達と自分達の絵を見合って、感じたことを書かせる。

・友達の発言を聞いて考えたことも,書くようにさせる。

・数名の児童に,書いた内容を発表させる。

評価

・ストリートチルドレンについて知り,感じたことや考えたことを自分の言葉でワークシートに記入している。

・海外の子供達と,自分との違いや共通点に気付くことができている。