2015-16年の支援先のこどもたち




現在、ストリートチルドレン芸術祭では7か国のこどもたちを応援しています。こちらでは支援先の施設もしくはNGOの情報をご報告してまいります。

  • インド(ダラムサラ)

  • インドネシア

  • カンボジア

  • ザンビア

  • バングラディッシュ

  • モンゴル

  • タンザニア





インド(ダラムサラ) Tibetan Children's Village[TCV](チベットこども村)

インド北部にあるこのダラムサラという土地は、1959年以降、約10万人のチベット人がダライ・ラマ法王の元に亡命し、それチベット亡命政権の拠点となっている地域です。チベット本土では失われつつある、伝統的な文化や宗教を守り、異国の地で亡命生活を強いられているチベット人たちの現在をみることができる場所だといわれています。

TCV[Tibetan Children's Village](チベットこども村)は、1960年にダライ・ラマ法王の姉である、ツェリン・ドル氏によって建てられたチベット人のための学校であり、インド各地に分校があります。施設では乳児から18歳までの約15,000人の子どもたちが学んでおり、世界中からの寄付と支援によって運営されています。

TCVのほとんどのこどもは寄宿舎で生活を送り、その生活費と授業料は全て無料となっています。もともと保育園から始まったTCVはこどものための寄宿舎、職業訓練所、教育養成施設が揃った総合的なコミュニティーとなっており、何世にも渡ったチベット難民のこどもたちが寄宿し教育を受けています。

またチベットこども村 チベットの農村部では、3年間の初等教育以上を受けられる学校はほとんどなく、都市部でも中国教育を嫌った親たちが、チベット語によるチベットの文化や歴史を尊重する教育を受けさせるために、子どもをインドへ送るケースも増えています。

毎年約400人ものこどもが凍傷や拘留の危険を冒してヒマラヤを越えてやってくるそうです。ここで学ぶ子どものほとんどの親は、チベット本土に住んでおり、いつ再会できるかは分かりません。そのような状況下にありながら、子どもたちは「いつかチベットに戻れる」という望みを共有し、チベット人としてのアイデンティティを育んでいます。

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外部サイト Tibetan Children's Village[TCV](英語のみ)


インドネシア Hope Children's Home Bali(こどもたちの希望の家 バリ島)

こどもたちの希望の家は私立のキリスト教系孤児院でクトゥット牧師によって1974年に設立されました。牧師は家族と協力してバリ島と周辺の島々の孤児たちが安心して暮らせるように支援を始め、貧しい家庭のこどもたちや孤児の教育支援や責任のある大人になるよう社会的な面、精神的な面から教育を行っています。


外部サイト インドネシア Hope Children's Home Bali(こどもたちの希望の家 バリ島)(英語のみ)


カンボジア 愛センター

カンボジア・愛センターは2005年9月に設立されたフリースクールです。プノンペンの郊外、ストゥンミエンチェイ地区にあり、現在150人の子供達が、クメール語・算数・英語・日本語・パソコン・音楽・美術・道徳などを勉強しています。設立当初は、公立の学校に通えない子供達への教育の機会の提供を目的にしていましたが、現在では、公立の学校に通いながら、愛センターでも勉強している子供達がほとんどです。下は小学生から上は大学生までたくさんの生徒が毎日元気に通ってきており、スタッフ達も、子供達が楽しく勉強でき、心豊かな子供達に育てられるように、日々試行錯誤しながら頑張っています。日本人を始めとした、外国人のボランティアも多いのも特徴で、子供達にはとてもいい学びの場になっています。


愛センター公式ブログ

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外部サイト 愛センター


ザンビア Every Orphan's Hope(孤児たちの希望)

Every Orphan’s Hope (孤児たちの希望)は、アフリカ大陸の南部に位置する国ザンビアの首都ルサカから25キロほど離れた小さな町、チョングエにあります。アメリカのテキサス州に住むガリー・シュナイダーさんによって2004年に設立されました。ある日、バプティスト教会に通っていたシュナイダーさんは、「エイズで両親を亡くしたアフリカの孤児たちを助けよ」との神の声を聴きました。そして、孤児院の設立を思いつきました。

日曜日、シュナイダーさんは教会で、「アフリカに孤児院を建てたい」という思いを周りの人々に伝え、協力を求めました。話を聴いていた輪の中にザンビア出身の黒人女性、マーサ・シチョーネさんがいました。シチョーネさんはシュナイダーさんに声をかけ、「ぜひザンビアに孤児院を建ててほしい」とお願いしました。

現在、ルサカの人口密集地域、カリンガリンガにある4つの小さな家に、31人の子どもが暮らしています。それぞれの家では、男の子4人(一つの家のみ3人)と女の子4人が、寮母さんと一緒に生活しています。ザンビアの農村部にも多くの孤児がいるので、後にチョングエに48人の子どもたちが暮らす孤児院を建てました。男の子22人、女の子26人が暮らしています。チョングエの孤児院には畑があり、自転車屋さんも運営しています。

シュナイダーさんは、シチョーネさんや他の教会のメンバーと共にザンビアの孤児院を訪れ、孤児院のために働きました。二人の孤児がアメリカに招待されました。二人にとって、忘れられない貴重な旅となりました。2004年に孤児院にやってきた子どもたちは今では成長し、仕事を始め孤児院の手伝いをしています。高等教育機関や職業訓練校に進学した者もいます。孤児院で暮らしている子どもたちは、孤児院から地元の学校に通っています。


Every Orphan's Hope  Every Orphan's Hope
外部サイト Every Orphan's Hope(孤児たちの希望)(英語のみ)


タンザニア The Glory Kibena Pre and Primary(キベナ小学校)

このキベナ小学校は学校の予算が許す範囲でタンザニア・イリンガ州のストリートチルドレンを受け入れ、無料で共に学び生活する機会を提供しています。

2014年の8月頃、キベナ小学校からも子どもたちが描いた絵を日本に送り、初めてストリートチルドレン芸術祭の活動に参加しました。また2015年のチャリティカレンダーには2作品が選出され、タンザニアの伝統ダンスの絵を描いたファウスタちゃん(9才・小学3年生)の作品は岡田元駐タンザニア日本国大使より選出して頂きました。後日、日本で原画展が開かれた様子の写真とチャリティカレンダーをキベナ小学校へ届けた際は、子どもたちは照れながらも嬉しそうにしていました。


Glory Kibena Pre and Primary  Glory Kibena Pre and Primary Glory Kibena Pre and Primary




バングラディッシュ EKMATTRA(エクマットラ)

エクマットラが目指すものは、子ども達が差別のない社会でのびのびと育ち、成長と安全があらゆる手段により守られている社会の実現です。子ども達に明るい未来を約束することで、恵まれないコミュニティの発展を導きます。エクマットラは、子どもたちへの悪影響を断ち切ろうとする人々を結び付け、子どもたちに優しい 国・世界の実現の一助となります。

エクマットラの最初の活動は、2003年にダッカのストリートチルドレンとの交流から始まります。この交流によって、子どもが路上に暮らすということは、ただ可哀想というだけでなく、多くの危険な状況に曝されることが明らかになりました。ストリートチルドレンは、子ども時代をセックスワークや麻薬密売などの違法な仕事や、その手助け、または市場での荷物運びやリキシャ引きなどの重労働、物乞いや紙くず拾いなどの尊厳を傷つけられるような仕事などに手を染めながら生きていきます。最もショックなことは、することがなくなったり、大人思惑に左右された子ども達がギャングの手先となったり、暴力行為などに手を染めていくことです。こういった背景から、ストリートチルドレンの中には、重度の麻薬中毒者になってしまうような子も少なくなく、基本的な人間としての権利を奪われ、社会の闇で生きることを余儀なくされてしまう子ども達が存在するのも事実です。

このような状況下で、ダッカ大学の学生であった私達はストリートチルドレンの問題を直接的に解決したいと考え始め、ストリートチルドレンの傍に立ち、彼らの話を聞き、悲しみや将来への不安を理解するように努めました。そして、彼らの状況を知ったは、まずは子どもたちに青空教室を提供することを始めました。主な目標は、彼らに基礎的な読み書きや健康・衛生管理といった知識を与え、かつ、歌や絵や遊びといったレクを行って彼らの苦しみを和らつつ人間として成長するための意欲を喚起することでした。

また、一日の大半を路上で過ごし、数時間だけ青空教室に参加するという方法ではこの問題が解決しないと気付いた私たちは、路上での抑圧された環境から脱却し、まっとうな人間として生活する上で必要な住環境を備えたチルドレンホームを整備することを決めました。 このチルドレンホームでは、青空教室に通っている子ども達のうち、最も過酷な状況に直面している子ども達が生活でき、長期的な視野のもと教育を受けられ、集団生活のルールや社会性を身に着けるためのホームです。
[エクマットラウェブサイトより引用]


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外部サイト EKMATTRA(エクマットラ)


モンゴル International Volunteer Network for Mongolian Children[IVNMC](モンゴル子ども支援ネットワーク

モンゴルにあるIVNMC日本語学校(※1)運営や、ストリートチルドレン→孤児院→職業訓練学校→自立支援(就職先を見つける)→ゲルを立て月額給与の1/10を支払う、など細かな自立指導を行っており、現地のゾラ(オユンズルさんIVNMC理事)が運営を行っております。

多くの子ども達一人一人に対して、細かく面倒を見れる程大きな組織ではありませんが、子ども達に自立させ、仕事を休まず働き、自分の足で立てるように教育しています。時間もお金もかかりますが、芽のある子ども達が自立できるよう毎月報告書を提出させ、面接も行っています。

来年で援助を始めて15年目になります。

※1 モンゴルの貧窮地域に5年ほど前に立てた学校。授業料無償で日本語教育をしており、今年は数名が日本語検定試験受験をしてN3まで合格した生徒もいました。

今年は政府の学校だが校内の状態があまりにもひどく、政府援助も名ばかりで見放されている116盲人学校(※2)を支援しました。インフラ状態についてはJICAモンゴル事務所・在モンゴル日本大使館へ2012年の夏に現状をご報告し、校舎を草の根協力資金でやっと平らな廊下にすることができました。現地を見ないと何が必要なのかわからないので視察は毎年欠かさずしております。

昨年の援助金で116盲人学校児童の体力増進(1年の半分は零下で冬場は外に出られない)のため運動教室内の運道具を寄贈しました。

日本と違い、政府の障害児施設は資金もありませんが、愛も足りません。孤児と同じ環境です。一般の子どもに比べると政府援助が少ない為、ろくな食事もできない。身内に障害者がいると昔の日本のように隔離されます。親からも見放され、子どもたちは親の愛情に飢えています。

同じ視覚障害を持った岡山の盲人学校の先生の生立ちを書き記した本を、今年はモンゴル語で300冊、点字本で20冊を作成し、116盲人学校の父兄に配本しました。また大人向けに『はだしのゲンはヒロシマを忘れない』を全モンゴルRC会員に配本しました。

※2 小学生から高校生までの視覚障害を持つ児童が在籍する施設


116盲人学校への支援  116盲人学校への支援 IVNMC