2012年チャリティカレンダー

2012年カレンダー表紙 このカレンダーは子どもたちを支援する各国のNPO・NGO団体と東日本大震災を支援する団体の協力のもと、ストリートチルドレン芸術祭の東北支部が中心となり制作しました。
 2011年はストリートチルドレン芸術祭 東北支部のある宮城県を含め、東日本全体が甚大な震災の被害を受けました。わたしたちは何かできることはないかと思い、東北支部では名取市(閖上地区)、仙台市若林区(荒浜地区)の仮設住宅での子どもたちの学習支援を、本部でも石巻市(十三浜)、女川町(牡鹿半島)で支援活動を始めました。(こちらは現在も継続して取り組んでおります。)そして、これまで世界中のストリートチルドレンのこどもたちを支援してきた私たちにしかできないことはないかと考え、この「2012年チャリティカレンダー震災復興特別版」を作成することに決めました。

2012年カレンダーのコンセプト

2012年カレンダー1月 2012年版のカレンダーのコンセプトは「頑張っている人をつなげる」です。2011年は東日本大震災があり、日本中に多くの爪痕を残しました。
 そして今、頑張っている人たちは、被災地の人であり、子どもたちであり、支援している人たちであり、そして、ストリートチルドレンでもあります。世界中の子どもたちが描いた絵と被災地の方々のコメントで、日本中・世界中の方々が日々を大切に生きるきっかけにしていただけたら、という想いをカレンダーに込めました。




2012年カレンダーに使用された絵

 2012年カレンダーに使用された絵とお寄せいただいた被災地の方々のコメントをご紹介いたします。

1月「平和」 グエン・ティー・ビック・フォン(14歳・女の子・ベトナム)


2012年カレンダー1月 父親は病気のため仕事ができない。母親は、菅笠作りをしている。生活が大変困難。現在はJASSが運営している’子どもの家’で生活している「世界中の人たちがいつでもどこでも平和に暮らせますように。

選考者
(選考理由・コメント)
今野さん(石巻市)
 ご主人二人暮らし、大きなフナを飼っています。今回の震災で床上浸水の被害を受けました。
 今回の震災で床上浸水の被害を受けました。(東北、そして世界中のみんなが平等で平和になり、心穏やかに過ごせる日々が来ることへの願いを込めて選出してみました。)

2月「愛を育てる」 ダニエラ・モンドラゴン(16歳・女の子・メキシコ)


2012年カレンダー2月 現在私はカサ・アリアンサにいて、自分が誇りを持てるものを探しています。そして、前進するために…

選考者
(選考理由・コメント)
のびのび学習会の子どもたち(仙台市若林区荒浜)
日本は絶対復興する!
色がきれいでかわいい。あったかい感じもする。

3月「(無題)」 ソナム・トプギャル(インド在住のチベットの子ども)


2012年カレンダー3月

選考者
(選考理由・コメント)
大脇さん(名取市閖上)
みんな幸せに暮らしていければいいな。
淀みがあって更に流れていく水が、我々の人生のようだ。

4月「幸せの8頭の馬」 ガンボルド(11歳・男の子・モンゴル)


2012年カレンダー4月

選考者
(選考理由・コメント)
久米田さん(名取市)
 人も動物も共存でき、縦にとらわれず、自由な発想で創造豊かな社会になればいいなと思います。
 開放感と自由さがあって良い。

5月「自然を愛することは人生を愛すること」 
イム・スロス(13歳・女の子・カンボジア)


2012年カレンダー5月 自然は全ての生き物にとってとても大切です。大切に維持していきましょう。

選考者
(選考理由・コメント)
佐々木さん(石巻市十三浜)
 震災当時、目にうつしだされた世の中の色は茶色=ガレキ=死の色、黒=灯りも一切ない真っ暗な暗闇の色、オレンジ=火災による火の色……だった。住んでいる4階のアパートから、それらの現状を写そうとした。しかし、あまりにも悲惨な光景、そして失われた友への哀しみにシャッターを切ることができなかった。……今、やっと「緑」という色を見ることができている。草花はいつもとかわらずに芽吹き、育ってくれている。それがすごくうれしい。だからこの絵を選びました。「緑」=「希望・復興」

6月「(無題)」 テンジン・ダオ(14歳・男の子・インド在住のチベットの子ども)


2012年カレンダー6月 インドのデリーから約220kmの町のデラデゥンにある、T.C.Vセラクイ校の生徒による作品。両親はダラムサラに暮らす。姉が1人いる。彼は亡命2世。

選考者
(選考理由・コメント)
佐藤さん(石巻市十三浜)
 十三浜漁協再生に全力を尽くしています。
 森の中にいろいろな動物がいる様子が、海の中にもいろいろな魚がいて卵を産み海草が育ちよい環境を作ることに共通点を感じました

7月「地球」 ロン・サンボ(13歳・女の子・カンボジア)


2012年カレンダー7月私は地球が好きです。あなたはどうですか?

選考者
(選考理由・コメント)
佐藤さん(石巻市)
 今回の津波でご自宅が被害にあわれたにも関わらず地元のボランティアのひとりとして「愛」と「勇気」と「出会いの場」を届けている。
 震災・津波・放射能汚染。地球をこれ以上、傷つけないように守っていきたい。そんな願いを込めて、この絵を選びました。

8月「海」 
ファン・カルロス・ゴンザレス・カマッチョ(15歳・男の子・メキシコ)


2012年カレンダー8月 大きくなったらすることをかきました。家族と一緒に海で過ごしたいです。

選考者
(選考理由・コメント)
荒浜の方々(仙台市若林区荒浜)
 これから、この絵のように海に近づいていきたい。海が大好きです。
 東北、そして世界中の魚を釣っている様子が、まるで誰かにひいていただいているようである。広い海を題材に、太陽・海・魚があり今のみんなに合っている。みんなが平等で平和になり、心穏やかに過ごせる日々が来ることへの願いを込めて選出してみました。

9月「良き生徒」 ティム・ヴァンディ(15歳・男の子・カンボジア)


2012年カレンダー9月 こんにちは、お元気ですか?私は元気です。勉強が大好きです。

選考者
(選考理由・コメント)
平塚さん(牡鹿半島萩浜)
 この絵を選んだ理由は動物が好きだからというのもありますが、ほのぼのとした安らぎが伝わってきます。そして、世界の融和も感じます。

10月「自由を」 タシ・ツオモ(14歳・インド在住のチベットの子ども)


2012年カレンダー10月

選考者
(選考理由・コメント)
田口さん(多賀城市)
 世界中からのあたたかい支援はありがたかったです。津波はたくさんの大切なものを一瞬にして奪っていってしまいました。簡単には受け止められない現実味の全くない体験でした。たくさん思うことや葛藤がありますが、生き残った私たちにできることはこれからの未来を自分たちの力で築いていくことだと思います。なので、復興に全力で協力していきたいです。
 絵のタイトルを見て日本では当たり前に自由な生活ができる子どもたちであふれているのに、世界には14歳という年齢で自由が欲しいと願っている子どもたちがいるということを感じ、自分たちの今の生活が幸せだということを知らされた気がします。

11月「ヤクの絵」 
カルサン・ドルカー(18歳・女の子・インド在住のチベットの子ども)


2012年カレンダー11月 生まれたときから耳が聞こえず、話せなかった。父親がなく貧しい母親だけだった。彼女は10歳からニントプリン(身体障害者施設)で教育、訓練を受けている。絵の他に織物をしたり、食事の手伝いなどをしながら生活をしている。

選考者
(選考理由・コメント)
阿部秀夫さん(牡鹿半島萩浜)
 60歳まで市役所にお勤め。津波で家を失う。
 定年退職し、ゆっくりとした日々を送っていた矢先の震災。今なお続く過酷な現状。そんな複雑な心情の中、「素朴」なこの絵に心の安堵感を感じました。

12月「私の夢」 
ナフィ・ポセト・メンデス・フエンテス(14歳・男の子・グアテマラ)


2012年カレンダー12月 寄付をしてくれてどうもありがとう。僕らを支えてくれてありがとう。僕の絵を気に入ってもらえると嬉しいです。皆さんに神の御加護がありますように。

選考者
(選考理由・コメント)
浜尾夏希さん(福島県双葉郡広野町)
 どんなに暗く希望が見えない状況でも、自分の気持ちの持ち方や考え方次第で、前を向くことができると思います。震災によって、失ったものは大きいですが、前を向いて進んでいくことが大切なことなのではないでしょうか。

表紙「平等」 ドアン・ヴァン・アン(12歳・男の子・ベトナム)


2012年カレンダー表紙 世界中の子どもたちが学校に行けなかったら、明るい未来はないと思います。勉強ができれば、将来社会の役に立つ人間になると思います。明るい未来に向って一緒に頑張りましょう。

選考者
(選考理由・コメント)
ストリートチルドレン芸術祭東北支部(仙台市)
 人々は、住んでいる環境や文化が違っても、国境を越えて助け合うことができます。この絵の中の人は多くの手に囲まれています。皆が平等に幸せな暮らしができる日々を築いていきたい。そんな想いが、2012年カレンダーにぴったりだということで選出しました。

ストリートチルドレン支援団体一覧

インド(ダラムサラ) TCV(チベット子供村)
ベトナム ベトナムの「子どもの家」を支える会
カンボジア 愛のセンター
メキシコ カサ・アリアンサ
グアテマラ モホカ
モンゴル モンゴル子供支援(IVNMC)
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