ストリートチルドレン芸術祭とは

streetchildren 世界中に子どもたちの詩や絵のコンクールはたくさんあります。けれども、多くは学校を通じて募集を呼びかけられたものであり、世界にはこうしたコンクールに参加できない子どもたちがたくさんいます。地球に一億人、世界の60人に1人がストリートチルドレンだということは、国内はもちろん、国際社会でもまだまだ多くの人々に認識されているものではないのではないでしょうか。

 今、世界では毎日17000人にも及ぶ子どもたちが飢餓が原因で命を失っています。路上で暮らす子どもたちは、こうした飢餓の可能性におびえるばかりか、国によっては誘拐され、子ども兵として戦場に送り込まれたり、臓器をとられたり、性的な被害にあったりしています。地球上の一億人のストリートチルドレンたちは今、何を思い、どこを見つめながら、大地の上で暮らしているのでしょうか。

作者 「ストリートチルドレン芸術祭」は、そうした子どもたちに特化した芸術祭として、2005年の愛・地球博の際に立ち上げられました。「誰も自分のことなど気にかけてくれない」という気持ちを持ちながら生きている子どもたち、親をなくし学校へ行けない子供たちの作品を通し、彼らの存在や夢・希望を感じとったり、 彼らに向けての国際的なエールを送っていきたいと思っています。

 日本のみなさまには、路上で暮らす彼らをただ単にかわいそうな人と見るのではなく、彼らの描く絵を通じて、彼らの存在や思い感性・可能性を1人でも多くの人々に実感してもらえたらと願っています。

世界の子どもたちの絵の集まる場所となったのは、熱海の公立中学校

 そんな世界の子どもたちの絵の送付先となってくれているのが熱海市立小嵐中学校です。地球の3人に1人は自分たちと同じ15歳以下の子どもたちであることを知った小嵐中学生は、世界で苦しんでいる同世代のために自分たちでも何か出来ないかと、教員&生徒でプロジェクトチームを組み、活躍をしてくれました。

学生に託された子どもたちへの想い

 そして2013年、2011年から活動の主体は、東北、宮城県仙台市の大学生および東京の大学生らに引き継がれ、チャリティカレンダーや原画展を通じて子どもたちの想いを伝える活動は現在も続けられています。

 ストリートチルドレン芸術祭は、宮城県仙台市の学生・教職員のほか、各地の小・中学校の教員、国際協力関係の団体職員、会社員、主婦、大学生、高校生など、内外30名ほどのスタッフで構成されています。現地NGO、世界100カ国以上に広がるJICAネットワーク、世界の若者たちのネットワークなどの協力を得て、世界の子どもたちの絵は集められています。

熱海市立小嵐中学校のホームページ

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